長野県方式の誕生か・・・?
新規投稿者 相模直樹  投稿日 6/27(金) 22:01:36  返信も含め全削除
先日投稿しました、【ハードランディング・・・】の続きです。【発注技術検討委員会】なるものが立ち上がりました。≪記事:県が6月12日に設置を発表した「発注技術等検討委員会」は7月2日(水)午後県庁で開催。県経営戦略局が答えた。注目の業界から公募するオブザーバーについては「公募締切が6月25日」。「予定価格の事前公表の廃止」「地域要件の狭小化」などが業界の求める改善事項≫ この委員会のメンバーは、川村健一(54)桑原耕司(61)才門正男(48)樋口忠彦(59)の4人。ほかに、実務的な意見を反映させるため、建設産業や関連産業に携わる人をオブザーバーとして10人程度を公募・・・としているが、はたしてどこまでの意見を集約するかは疑問である。
流れを考えると、アメリカ型の建設産業構造を、多少アレンジした形で長野県モデルを完成させようとしていると感じられる。CM・PM・DBはもちろん、ユニオン制度までも含められるであろう。アレンジの部分は、法律に照会したときにでる、不具合部分になろうかと思う。
私もオブザーバーの応募をしましたが、採用される確立は1%未満という激戦です。
このHP、否、研究所を通して、是非皆さんのお考えも拝聴したいと存じます。




返信 4 サッポロだベア  投稿日 7/2(水) 11:38:40  削除
 居ながらにして他県の実情を感じられるということは本当に素晴しいことであり、当研究所の真骨頂であり、存在価値を再認識させられる思いです。
 さて、ご当地では「予定価格の事前公表廃止」など具体的な意見も述べられておられるようです。しかし、当事者から離れている私は日本人特有の“対症療法的”な匂いを感じています。対症療法とは、問題が起きると「××を防ぐために○○をすべきだ」というような対応です。銀行業界を例にすると「不良債権で困っているから資本注入する」という類です。問題が発生するのは、問題が発生する原因が有るから発生するのです。対症療法を行っても原因が解決されなければ問題の解決にはなりません。岡目八目的に銀行問題の原因を言うと、担保が有れば金を貸出ししたとか、金利でしか稼げない企業体質とか、税金をつぎ込んでいるのに社員給料の高止りを是正できないとかいう所に原因の一端がありそうです。銀行問題は多分、バブル派生の原因を探ると根本的な解決策が有ると思います。銀行の本来の使命は対象企業の資産評価では無く、対象企業に良質な経営情報を提供して経営手法をリードすることだと思います。これができれば対象企業が健全化し、拡大する時に更なる資金需要が起るという善循環が起り、共に発展できるのです。銀行本来はこれができる人材が揃っているという建前上、銀行に勤める人は社会的地位も高かったのだと思います。
 建設業問題の原因は、企業としての売物を持っていないからだと思います。売物を持たない企業は存在価値がありません。長い歴史を持った会社と創業数年の会社とを比較して、施工上の安全・品質・原価・工程に大差が無ければ、互いに初歩的な技術しか持ち合せていないと言えます。初歩的な技術しか無いのに差を付けて扱って欲しいと言っても方法が無く、結果はやみくもに“金額”だけの争いに陥るのだと思います。
 長野県では新しい体制を作り対策を打たれると思いますが、逐一掲載されれば全国の会員にとって有効な情報になります。今後の情報提供を待っています。できれば原因療法的な試みがされると良いですね。
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