新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 1/1(水) 15:42:20
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◎ 明けましておめでとうございます。今年は自分自身を変革する年です。
1.社会構造の急激な変化と人間の特性と揺れ
人間は長い歴史の中で出来上がった習慣文化を持続させようとする。しかし、今日のように激しく社会構造が変化する時代は、従来の価値観やビジネス文化、労働観を変えなければならない時代である。このような変化に一番弱い人間の特性が現われるのである。過去の習慣文化による視点で物事が判定できないため精神不安が生ずるのである。更に人間には個人の生い立ちや持って生まれた性格により不安定要素が違い揺れに大小が生ずる。その揺れの要因にもいろんなものがある。
2.揺れの基礎的要因に善悪の議論がある
真面目な人間は自分の中に悪魔が潜んでいるとして修行し、自分の中から悪魔を追い出そうとする。修行家は大変な苦行によって悟りをひらこうとする。しかし人間は善と悪魔の両面を初めから持っているのである。両面を持っているから人間であり、悪だけ持っていればそれは悪魔であり、また善だけ持っていればそれは聖者であり神様か仏様になってしまう。もし人間の脳が発達していなかったなら、他の動物と同様に自然の摂理のままで行動していたであろう。お腹が空くと自分の生命維持のため目の前のものを食べたに違いない。これが生物本能の遺伝子の問題である。いくら脳が発達したからといって自然界の生物から逃れる方法がないのである。人間は悪魔と天使の両面を生まれながらに遺伝子に組み込まれている。脳の発達は理性をも生み出しそれによってコントロールしているに過ぎないのである。
3.本音と建てまえに揺れる人間
今までの日本は、建てまえによる仕事が正常な行動であると考えていたが、しかし建てまえ論については一考を要する。例えばISOについて考えて見ると、建てまえだけでISOを実施しても通用するはずがない。現場の本音で必要だから実施するものでなければならない。しかし実態はISOを建てまえだけの書類作りに懸命である。ISOを実施することで本格的品質向上が進み、更にコストダウンだって進まなければならないのである。本格的競争時代に入り建てまえではなく、本音で本物の管理を実施しなければならない。いよいよ時代の流れは本物以外に通用しない時代が到来したのである。建てまえと本音で揺れている暇はないのである。<詳しくは研修講座をご覧下さい>
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