<22>DNAの設計図とセクハラ現象
新規投稿者 阿座上洋吉  投稿日 7/13(日) 18:34:39  返信も含め全削除

<人間集団における規範や掟の変化に管理職は注意>
近年、各種の集団や地域エリア内の規範や掟に大きな変化が起きている。そのため管理職はこれらの異変について研究しておく必要がある。

1.動物の本能的行動と精神的理性の揺らぎ
 人間に組み込まれたDNAの設計図の中で最も重要な項目は、自分のDNAを子孫へ引き継がせるメカニズムである。生命体としてDNAの継続が最も重要な行為であるから、生命体にとってこのDNAが生命力の根源となっている。生命体は無意識に子孫繁栄のため行動するように設計されている。頭脳が人類ほど進化しなかった動物は本能のまま行動することで生き残るように設計されている。これは生命体としてDNAの設計図の作用であって、人類も含めすべての生命体は同じように設計されている。人間が他の動物と違う点は脳を進化させたため、頭脳による精神的な抑制のプログラム(理性)が作用することである。しかし人間も自然界の動物と同様に肉体的DNAは本能的に作用するから、他の動物と同じように肉体的行動についてはブレーキがかかりにくいように設計されている。そのため人間は肉体的設計図による本能的作用と精神的抑制のプログラム(理性)の中で常に揺れ動いている。

2.人間社会でセクハラ的行動がなぜ起きるか
人間にとって異性との関係や行動について、その行動が正常か異常か或いは非常識な行動であるかの判断は非常に難しい。恋の行動である付け文や後追いのような行動は、人間の肉体的な本能の行動であって通常の動物的行動としては正常な行動である。しかし人類が頭脳の進化によって創り出した精神的を規範を作り出し、その規範を超えるとセクハラ行為として制裁を受ける。以前の社会では通用していた男性の行動に、押しの一手で頑張った時代もあったが、今やストーカー行為としてセクハラと判定される。正常か異常かの判定は社会規範の変化によって変わることは当然であるが、情報化社会の進展でグローバル化した地球規模の現象で、地域文化としての規範も地球規模で混在化現象が起きて変化してきた。

3.性の継続作用とDNA中断の恐怖
 生命体はDNAの中断に恐怖を感ずるように設計されている。これもDNAを確実に継承させるための設計図の作用で、各生命体はDNAを延々と継続して引き継がれてきた。特に性のメカニズムは緻密でありしっかりと設計されている。このため生命体としての命は性に関する設計図が根源となっている。近年、世界各地でみられる自爆テロは、自ら自分のDNAを中断させる行為であり、これほどの強烈な行為におよぶ思想も人類が頭脳を進化させて創り上げた精神的な第二の遺伝子が強烈に作用する証拠でもある。思想や宗教等の精神的な第二の遺伝子の作用は、空気感染のような勢いで伝播する特性をもっている。これも人類が創り出した精神文化であり規範の一種である。

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