<83>新自由人の誕生の秘密と背景の研究
新規投稿者 阿座上洋吉  投稿日 9/19(日) 10:13:08  返信も含め全削除

<この講座の狙い>
 この講座は新自由人の発生メカニズムを研究することが狙いである。したがって、新自由人を好き嫌いの基準で整理してはいけない。新自由人の問題は好き嫌いとは別の次元で整理する必要があるからである。人間は自分の人生観と違う人種は基本的に嫌いであり、今日のように大量に新自由人が出現すると困惑してしまい解決できないでいる。企業における管理職の新しい人事管理の手法や思想が重要であるが、新自由人が発生するメカニズムを解明する中にそのヒントがある。新自由人を好き嫌いで判断すれば、的確な分析が出来ないことを注意すべきである。

1.新自由人として出現した女性の行動
 前述したように戦後、最初に現われたのが新自由人としての女性であった。過去の日本では決して男女が同格に扱われた時代ではなく、男尊女卑という社会が長く続いてきた。戦後に女性の解放運動が起きたのも当然の現象であり、男女同権の社会化になる必然性があった。表現は適切とは言えないが新女性の出現は女性の反乱とも言うべき革命が起きたのである。以前の価値観を引きずる男性は熟年離婚を起きているが、これも女性の反乱と見るべきである。近年は若夫婦の離婚でも母子家庭に対して父子家庭になることが目立ってきた。新自由人の女性は職業を持っており経済的に自立している女性である。このような女性の反乱的現象は人類の歴史から見ても世界的な傾向であり、地球規模の現象であり日本だけの問題ではない。その意味で新自由人の出現は社会学的に起きている必然的な社会現象であると見るべきである。今やこのような社会現象は止めることはできないであろう。

2.離婚と父子家庭現象の社会的背景
 離婚は何時の時代でもある現象であるが、その大部分は母親が子供を引き取るケースで母子家庭となる場合が多かった。しかし近年の離婚は父親が子供を引き取るケースが増え父子家庭が増えている。この場合の父子家庭は悲惨な状態に追い込まれる。何故なら母親に比較して父親には本能的に弱く、子育てとしてのノウハウも不足している。また社会には母子家庭には援助するシステムはあるが、父子家庭を援助するシステムが確立されていない。この状態では子供社会が非常に不安定な状態になることは当然であり社会問題化している。もともと日本の育児システムは、3世代家族によって出来上がったノウハウであり、子供は自分の親と祖父母の関係を体験しながら育てられたのである。核家族化した家庭では人間関係の見本が不足し、過去に築かれた子育てノウハウが機能しなくなったのである。いずれも新女性側に大きな変化が起きており、この社会現象に適格な子育てシステムが完成していない。この中にあって新子供、新若者が続々と出現している。現代社会における子育て環境が従来とは完全に相違する中で育成された人材は、当然従来型の日本人とは相違する異人種である。この異人種である新自由人が出現するのは必然性があるのに、旧規律型人種族は愚痴ばかりで何一つ解決していない。

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