世界の工場4の1
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 04/4/9(金) 02:42:08  返信も含め全削除
今までの自動車の中国の国内事情
5年前大連に到着したとき、街中を走っているタクシー、ハイヤーは、すべてフオルスワーゲンであった事に驚いた。何しろ中国全土の営業車が、ドイツ製であるから、ドイツの国の受ける経済的な効果は、莫大であろうと思ったものである。
トヨタがフオルスワーゲンとの競合に敗れたという話は、最近わかったことであるが、やはり中国の反日感情が、まだ根深いのであろう。
今度建設される北京・上海間の高速鉄道も、どうやらドイツに決まりそうな気配である。
日本が世界最高の技術、安全性を売り物にして、前国土省の扇大臣も、トヨタの奥田会長も売り込みに懸命であったが、どうやら日本はお呼びでないようである。
もっともこの中国国内のフオルスワーゲンの営業車は、ドイツと中国の合弁で造られた工場で、コストをできるだけ安くして造ったというから、ドイツは日本が羨むほどのもうけはなかったらしい。世界に誇るトヨタは、今のところ日本ではひとり勝ちの状態で、これもバブル期に、ほかの企業が土地を買い占めたり、次々と投機に狂奔したから、今なお我々庶民が苦しんでいるが、もうだめかと思った日産が、カルロスゴーンの外国人ならではの思い切った手法で、企業再生を果たしたが、トヨタは沈着冷静、そのようなうまい話に乗らなかったという。   中国の車の生産台数など調べてみると、
1985年中国全体で、44万台、そのうち乗用車がわずかに5千台、
1990年  “   51万台、    ”       4万台
1999年  “  145万台、    ”      32万台 という数である。  

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