一人っ子政策　１

一人っ子政策　１

新規投稿者 三木　伸哉投稿日 04/4/16(金) 13:09:04 返信も含め全削除

「一人っ子政策」の始まりと現状
19７9年鄧小平時代から「一人っ子政策」が実施された。もう四半世紀にもなるので、この政策の概要はあまねく世界に知れわたっている。
　毛沢東時代は「生めよ増やせよ」が国力を増すの号令一下、人口は急激に膨れ上がっていった。これは国民の９２％を占める漢族を対象としたものであった。
日本でも貧乏人の子沢山がどこにでも見られ、我が家でもあの戦中戦後、五人兄弟は襤褸をまとい、ひもじい思いの明け暮れであった。　　
鄧小平のはじめた改革開放政策がスタートしてから間もなく、20世紀末まで総人口を12億以内に抑える政策が実施された。計画出産担当者は自分に課せられたノルマを達成するために、特に農村地域では強制的な中絶、不妊手術を強制させたり、お腹の子が女児であったら間引きをしたり、分娩後捨てたり、殺したり事件が多発した。海外からこのことが報道されて、大反響を呼んだ。

1984年頃から「一人っ子政策」はある程度緩和されて、第一子が女の子である場合は１８の省と自治区では4年の間隔をおいて第2子の出産を認めた。
わたしが授業の中で、日本では第3子が生まれたら、褒美としてお金が支給されるという話をしたら、あまりにも違う国状に学生達は感嘆の声を上げていた。

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