最新中国事情 42「反日感情を辿ると」4
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 05/1/26(水) 11:30:53  返信も含め全削除
第四世代の胡錦涛の時代になったが
江沢民は2002年の党大会で総書記を、そして2003年の全国人民代表大会で国家主席を辞任した。そしてその後を胡錦涛が継いだ。この政権交代は今までの、新しい中国政権移譲のなかでも、希に見る混乱をともなわない政権移譲と伝えられた。その背後にはケ小平が、江沢民の後は「胡錦涛」だという遺言を残していたからだと伝えられている。
中国国内を旅行した時に、大都市の中心地には、毛沢東、ケ小平,江沢民の銅像、肖像画がはられ、また孫文など新しい中国国家の建設に貢献の大きかった人物や、その土地にゆかりの深い人物の巨大な銅像も建てられていたのが多かった。
大連市にも江沢民や、ケ小平の大きな肖像画が目抜き通りに並んでいた風景を思い出す。
その中の江沢民の大きな肖像画がいつも、日本人の私を射すくめるように見下ろしていたように感じられたものであった。
 「おまえ達、日本人よ、俺は許さんぞ」という風貌で見下ろしていたような気がした。
江沢民が第一線の国家主席を降りても、江沢民はケ小平にならい、軍事委員会の主席に留任した。まさに背後から鉄砲で睨みを利かせていることになる。
「国家権力は鉄砲から」と毛沢東が言ったというが、彼は大変な権力の座にある。また江沢民は、共産党最高指導部、政治局の常務委員の半数を自分の取り巻きから選出し、胡錦涛の行動にセーブをかけているのではあるまいか。

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