第4世代  胡錦涛
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 05/1/31(月) 06:53:04  返信も含め全削除
胡錦涛はもう傀儡ではないであろうか
胡錦涛は全く日中戦争を体験していない世代である。日中戦争で日本兵の銃弾を受けた江沢民とは違う。江沢民ほどの日本への怨念があるわけではない。江沢民時代にかもし出された反日感情は、同時に日本では嫌中感となって顕れた。両国にはいまだにその余韻が燻り、その一つの最も新しい事件として西安での日本人留学生事件があった。
胡錦涛は両国の反日、嫌中関係をどのように改善していくのであろうか。世界が踊る大競争市場、世界が中国という磁場に続々とひきつけられて行く時代になった。
胡錦涛の最近の政治の世界をみれば、江沢民が背後にいる操り人形の姿ではない。
胡錦涛の最大の危機は、中国南部が感染源とされるがSARSが流行した時であった。当局は情報を、ひた隠しにしたとき、内外からその隠蔽体質の批判が噴出した。北京市の患者数をごまかした北京市の幹部の首をはね、一方ではマスクもつけずに医療関係者を激励し慰労する胡錦涛の姿があった。
そして内政では、市場経済の発展のひずみの解消のために、内陸の発展の遅れた地域の貧しい農民への配慮、錆付いた国営企業の労働者などの社会的弱者へ配慮に、目を転じた政治に取りくんでいる。そしてアジア外交の存在感の大きさは、江沢民時代とは異なる。
アジアの大国として、透明性,公開性を原則にしながら、ASEANに対しても、経済だけでなく、安全保障の面でも、積極的に活躍している胡錦涛の姿がある。
世界の大国の第一人者として、今後どう難局を切り抜けていくのであろうか。

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