回想中国 29の2「新しい中国以後の文学」
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 06/6/7(水) 11:38:36  返信も含め全削除
 文化大革命の終了後
 文革が終焉した一九七六年、新しい中国の誕生(一九四九年)以来、「第二の開放」といわれる時代がやってきた。
 テレビがこぞって日本の都市生活の現状を放映した。一九四五年に戦争に敗れたあの日本が、どうしてこのような華やかな生活をしているのであろう。貧しさに打ちひしがれた中国の民にとって、テレビに映る日本の生活ぶりに、それこそ驚天動地であった。
「こんな文革を二度と繰り返してはならぬ。」という反省となって、中国の政治路線、「四つの現代化」(農業、工業、国防、科学技術の振興 )が決定された。
 改革開放の潮流に乗って、日本から、西欧から次々と目新しい大衆文化が中国に入っていった。とくに日本から雪崩のように続々入りこんだテレビ、映画のメデアが中国人の生活そのものを変えていったといわれている。
  そして文学作品もよく紹介されるようになった。堅いものから、柔らかいものまで、前回も書いたように、渡辺諄一の「失楽園」までよく読まれると言うし、最近の店頭に並ぶ雑誌などはさほど日本と変わらない内容のものである。
 インターネットにみられる、性的な描写の多い中国版は「かくも進んだか中国」と思わせる内容である。言論統制の桎梏はインターネットの普及に伴い、国際化の波に乗って次第に薄れて来たといえるであろう。

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