満州今昔物語 2の2
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 07/6/27(水) 17:03:34  返信も含め全削除
それは七三一部隊、石井四郎隊長の率いる、あの悪魔の所行、血も凍りつくような蛮行の数々、「ここで行われたことは絶対に漏らすな」と何十年も封印されてきた七三一部隊、森本誠一の小説の「悪魔の飽食」でも有名な、マルタと呼んだ中国人、ロシア人、モンゴル人を生体実験した七三一部隊のあったのが、ハルピンなのだ、と気がついた。

 大連から約400キロの北にある瀋陽は、札幌の姉妹都市であり、経済的な、文化活動の交流も盛んになってきた。瀋陽からヨサコイソーランのチームも参加するようになった。当時同じように派遣された仲間がこの瀋陽に、四人ほど住んでいた。彼らを訪問し酷寒の瀋陽の街を歩き、寒中水泳をする中国人の人たちを眺め、北京の故宮をなぞって作られたのであろう、瀋陽の故宮も訪問した。そして9.18記念館には、江沢民が書いた「忘れるなかれ 9.18」の文字を忘れることが出来ない。
 
満州国政府は日本の四〇年の支配のうち、僅か一三年に過ぎない。満州国成立以前、すでに満州には三〇万人の日本人が住んでいた。二〇世紀の前半の歴史をしっかり掌握しておくには、この事実は大変重要であると思う。
日本人がこの満州をどんな意図で征服しようとしたのか。日本の侵略と支配の歴史が、どのようになされたのかを。

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