日本の旅とその歴史の背景 13(神戸は世界一)1
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 08/6/25(水) 11:13:33  返信も含め全削除

目を見張る善意の人々の群れ
あの大地震の時にとった日本人の善意の行動は世界中に報道された。まずどの国でもありがちな火事場泥棒がいない。黙々とボランテア活動にいそしむ若者、不登校の子もきた、悪ガキもきた、大学生も、高校生も何万という日本の若者がこの被災地にやってきた。このときほど日本の若者の善意を嬉しく思ったことはなかった。
一家のほとんどを失い、たった1人残った独居老人、侘びしい仮の住まいに入居しても、善意の届くのは限られている。復興の槌音が聞こえても、孤独死する老人には聞こえなかったであろう。独居老人の孤独死のニュースが胸をうった。
全国から善意の義援金が寄せられて、死者、行方不明者には10万円、家屋の全半壊には10万円、重傷者には5万円、1人残された遺児には100万円、住宅助成に30万円であった。全国の義援金がほんの僅かしか届いていない事実が、この災害の桁外れに大きかったことを物語る。
 「ケッパレ神戸っ子」ミナト神戸に彩りを添えた「青森ねぶた」も神戸ハーバランドにシンセサイザーとオーケストラの響きで練り歩いた。95年10月14日のことである。

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