日本の旅とその歴史の背景 30(慟哭の知覧2の2)
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 09/1/28(水) 09:36:28  返信も含め全削除
館内に書かれている言葉をもう少し書き出してみる
アリランの歌声とほく母の国に 思い残して散りし花々(朝鮮国籍日本兵士)

俺が死んだら 何人くらい泣くべ (北海道 前田)
暇がなく会わずに征きます 皆元気でやってください、重一もおおいにやりますから(出撃戦死)
浮き世より冥途行き 軍人5割引途中下車お断り(但し特急のため)
                           (東京住人 大尉)
指おりつ待ちに待ちたる時ぞくる 千尋の海に散るぞ楽しき (中尉、出撃戦死24才)
錦きて帰るこの身は散る桜 今日見る父母のこころ嬉しき
君がため朝露生命なにかせん 我いまぞ征くかへりみはせじ (少尉、出撃戦死)

あんまり緑が美しい。今日これから死ににいくことすら忘れてしまいそうだ。
真っ青な空、ぽかんと浮かぶ白い雲、6月の知覧はもう蝉の声がして夏を思わせる (作戦指令を待っている間に) (大尉 20,6,6出撃 戦死)
死出の旅と知りても母は笑顔にて 送りてくれぬ我くにを去る日に
( 大尉、出撃戦死、22才 )書ききれないほどの辞世、母への言葉はあったが、父親へのは見ることは出来なかった。

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