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新規投稿者 三木伸哉  投稿日 10/10/10(日) 06:35:32  返信も含め全削除
日清戦争は何故起こったのか 1
幼い頃から「豊臣秀吉の朝鮮征伐」という言葉を耳にしたのであったが、あの戦争も残虐な行為が見られ、多くの朝鮮人を連れ帰り、帰りたくても帰さない、終身日本に留め置き、生涯を終えた無辜の人たちは、日本の陶磁器の礎をつくした人たちも多かった。
朝鮮通信使という朝鮮からの交流があった時代には、日本人も大変礼を尽くして篤くもてなしをしているが、政治や国家権力が働くと、日本人には想像も出来ない残酷なことをしてきたのが歴史の実態である。
秀吉の朝鮮出兵の残忍な行為は、日本人にもよく知らされていない。
歴史は勝者の側から書かれる事が多いので、中学校の歴史教科書にも、秀吉の朝鮮出兵の事実だけかかれているだけである。

 さて日清戦争は何故起こったのか。清国は1882年の壬午の戦乱いらい、朝鮮との関係を事実上の保護属領関係にあらためる動きがあり、日本を仮想の敵国として威圧しだした。北洋艦隊をつくり、その根拠地として旅順軍港を築いたのであった。
 日本は国内経済の逼迫から、朝鮮を有望な食料庫として、またその他の地下資源など供給地として、大陸への進出を狙っていた矢先であった。山県有朋首相は、第一回帝国議会での施政演説で、まずそのことを取り上げた。日本の存亡のためには、朝鮮を獲得することが不可欠だと説いていたのである。

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