| 新規投稿者 三木伸哉
 投稿日 10/10/15(金) 15:03:38
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 日清戦争の現地の様子と戦勝国として得たもの
 わずかの期間で清国に勝ったのは、清国の人民の戦争意欲が全くなかったことにある。国のために尽くそう、身命を賭しても戦おうと言う気持は、愛国心の発露である。もうこの時代は清朝の末期症状であった。眠れる獅子はついに目を覚まさなかったという中国人にとっては不幸な時代であった。
 1840年に始まるイギリスとのアヘン戦争、列強からの侵略、西太后の施政、かつての朝貢国の日本までもが、牙を剥いてくる時代になったのであった。
 遼寧省の花園口に上陸した日本軍は住民の食料を奪い、家畜を殺し、家屋を焼き払い、田畑を踏みにじり大量の中国人を殺したのだが、その描写は作品にも
 NHKの映像にも比較的軽微に描かれているのが大変気になる。
 
 なぜか、せっかくこの21世紀のこの時代になって、新しい政府になり隣国中国との協調路線が何よりも大事であり、日本の生き延びる道はまさに中国をはじめとして、東アジアとの友好関係であると私は思っているからである。
 さて戦勝国日本はどのような戦果を得たのか。どのように祝勝会を開いたのか。
 当時からマスコミのデタラメな書き方は国民を操っていた。
 
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