中国のいま、最新事情 4
新規投稿者 三木伸哉  投稿日 12/4/12(木) 06:18:41  返信も含め全削除
中国のいま、最新事情 4
中、野ざらしになっているのである。大学の先生にその理由を聞いてみた。
 「大連駅前の50階建てのあのマンション、工事はやめたのですか」
 「ああ、あのマンションね、あのビルは韓国資本なのですが、金の資金繰りがつづかなくて、いまストップしているらしいです」とのこと。
大連には建築途上のビルが風雨にさらされていたそのビルの数は数えきれなかった。

先日台湾を訪問した時も同じような光景に出くわした。お隣の添乗員さんに聞いてみた。「空き家が多いですね。それも建築途中の空洞化した大きな建物が見えますが」
「そうなんですよ、資金繰りが続かなくて途中でやめるらしいのです」
この話を台湾から帰宅した時、札幌の建築業界の人と話す機会があった。日本の建築屋さんは、中国の建築も、台湾の建築も、業者が安心して工事を引き受ける人は少ないという。

「ドミノ倒し」は20世紀からよく聞かれた言葉であった。ロシア革命から衛星国におよび、東南アジア諸国が社会主義国家のドミノ倒しのように、共産主義国家になることを防ぐために、アメリカはベトナムはじめ近隣諸国の罪なき人を大量に殺戮した。
いまはギリシャからイタリアに伝搬し、中国の及ぼうとしている。

返信 1 三木伸哉  投稿日 12/4/12(木) 06:19:31  削除
経済発展の優等生の国、中国までも、と疑う人が多いけれど、中国の経済のカウントダウンが始まった。まずこの不動産価格の一斉下落の現象である。中国がコケたら、世界中に及ぶ。最大の輸出国になっている日本にとって、どの国よりも中国が盤石であらねばならない。その中国に経済の先行き不安がはっきりしてきたように思えてならない。

建築業界だけについて絞ってみると、まず富裕層の増大を見込んで、やみくもに建築ラッシュを進めたという実態がある。「満州鉄道の旅」のPC仲間との旅でも、新築したばかりの1億円の建物が(一戸建て)が建築されてから2,3年は経過していたであろう。
ほとんど売れていなかった。たしかに富裕層は年々増えていくが、13億5000万人の中国人の3%が富裕層になったとしても、そのような高い物件がすぐ売れるわけではないのである。

建築様式は、外観は業者が作り、内部の間取り、工事の細かなことはすべて個人の要望を取り入れて建築するのが中国式であり、日本のような建売完成品はほとんど見られない。

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