習近平からの中国 5
新規投稿者 三木伸哉  投稿日 13/12/15(日) 10:56:42  返信も含め全削除
習近平からの中国 5
環境問題解決は日中和解のチャンス
世界中がCO2削減に向かって1992年に国連総会の、温暖化条約の署名をした。いまから四半世紀前、中国はこんなに経済大国になるとは思わなかったようである。
この冬2013年中国各地は深刻な大気汚染に遭遇した。とくに北京の空は10年前と、ケタ違いであった。1999年8月、北京の空は抜けるように蒼かった。万里の長城の稜線も延々と続いていた。

この冬北京市街を歩く人たちの伏し目がちなマスクの姿、スモッグに覆われた冬空はどんよりと曇り、深刻な大気汚染の景色が、テレビでも写っていたが、15年前の同期派遣の人たちからは、石炭燃料の家庭が多い地域からは窓も開けられない状態が続いていると連絡があった。このような環境に住むのはメイハ−ズ(しかたが無い)という中国人の古い歴史があることは確かであるが、いまや生きるか死ぬかの時代になった。


返信 1 三木伸哉  投稿日 13/12/15(日) 10:57:33  削除
日本でも公害問題に悩まされた時代は続いた。 戦後10年以上経った所得倍増の時代に、四日市ぜんそくや水俣病などの公害に苦しむ時代がやってきた。特に水俣病に苦しんだ人たちは、長年にわたって中枢神経が冒された中毒症と認定されるまで、長い年月、奇形になった患者は、好奇な目で見られ世間から疎まれて暮らした。
 昭和28年有機水銀が魚貝類を介して、中毒症と認定されるまで15年も要した。

おそらく中国にも、このような有機水銀の公害病が多発しているであろうが、もうニュースにもなっていない。あの風光明媚な大連市ではあったが、河川や、裏通りの水たまりを見てきた私には、環境衛生の遅れは、経済優先主義の中国の実態がよく理解できる。
スモッグの元凶になっているのは、石炭による暖房、火力発電の原因であろう。
あの当時、派遣された内陸の人たちから、「スモッグで窓も開けられない」という情報に驚いていた。

日本は環境浄化の先進国であろう。日中が尖閣問題でケンケンガクガクの状態であるが、
環境汚染にどう対処したら良いか、日本の優れたノウハウを交流してほしいと思う。
現状では、日中の首脳がいつ会談をするのか、分からない。
まず民間から交流する手立ては無いのであろうか。
冷え込む日中韓は安倍政権になってから、ますます険悪さをましている。いつでも門戸を開いていると言うけれど、胸襟を開いて語ろうという気持ちが見えてこない。

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