習近平からの中国 6
新規投稿者 三木伸哉  投稿日 13/12/16(月) 05:17:22  返信も含め全削除
習近平からの中国 6
高速道路建設の現状と中国道路事情、
1978年(昭和53年)に当時の国家主席、ケ小平が来日した。その時、彼は東京から京都まで新幹線に試乗した。当時の中国の鉄道の平均時速は43キロであったと言われている。このケ小平が初めて時速250キロの日本の新幹線に乗ったときの感想をこのように語っている。

「まるで背中を押されているようだ」この感動的な試乗会の体験が、中国の本格的な
高速鉄道建設に取りかかるきっかけをつくったと言われている。中国の鉄道は何回も乗車した経験があるが、非常に乗り心地がいい。広い線路、広軌とよばれる鉄道建設はすでに満鉄時代に手がけたものであった。

列車も威風堂々たる風格を備え、基本的に軟座と軟座にわかれていて、軟座は硬座より7割くらい高い料金である。座席にはいつもポットに入ったお湯が配られており、広い車窓にはテーブルがある。食事したり、トランプなどのゲームをしている乗客が多い。
開けっぴろげな中国人の気質がそうさせるのであろう。寡黙な日本人には信じられないような接待を受ける。手元にあるお菓子、果物を勧めてくれる。日本人だと分かると日本語の練習だといわんばかりに、矢継ぎ早に質問してくる。反日感情などさらさら感じない。人なつっこさに触れたら、中国人を悪く思う人はいなくなるであろう。


返信 1 三木伸哉  投稿日 13/12/16(月) 05:18:19  削除
四縦四横の高速鉄道
四縦とは北京ー広州、北京ー上海、北京ーハルピン、広州ー深シュウであり、四横とは徐州ー蘭州、上海ー昆明、青島ー成都をさす。この8本の高速鉄道が最近完成された。1998年当時36時間を要した鉄道が、いまでは8時間に短縮された。早朝広州から北京に向かい、北京ダックを食べて広州に帰ってこられるようになったという。

しかし中国の山峡地帯の道路事情は惨憺たるモノである。そのような辺境の地には、少数民族が住み、現代文明の利器である家電製品などは、険しい山道を、洗濯機もテレビも背中にくくりつけて運んでこなければならない。郵便配達人も険しい山道をよじ登り、身を切るような冷たい川水を渉らなければならない。開発の格差はこんな処にも現れている。
今年中国の高速鉄道は9350q、建設中のモノを加えると、3万q、世界一の規模になる。

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