習近平からの中国 8
新規投稿者 三木伸哉  投稿日 13/12/17(火) 10:16:55  返信も含め全削除
習近平からの中国 8
日中戦争になりかねない外交下手

この小見出しは主として日本側のことを指している。
自民党の圧勝に終わった今回の参議院選挙で最も気になるのは、憲法改正とりわけ
9条の改悪である。自民党が大勝したからと言って、すぐ国防軍の設置、9条の改正までは、日本国民の世論の動静を見なければならない。第2次世界大戦のあの惨禍をまだ実体験として記憶している人は、どのくらいに減ってきただろう。
80歳以上の人ならば実体験として体験していることが多いが、政治家の中にも第二次世界大戦の詳細な事情は、ほとんど知らない人が多いのではなかろうか。

一番しっかりしてもらわなければならないのは、安倍首相である。岸信介のドナーを引き継ぐ彼には、いわゆるネットウヨといわれる、あまり歴史も勉強したことも無い、人たちが後押しをしている。
首相に就任したとき、いわゆる村山談話(アジアの諸国民に痛切な苦しみを与えてきたかの反省)河野談話(従軍慰安婦についての見解)について、否定するような談話を発表した。


返信 1 三木伸哉  投稿日 13/12/17(火) 10:17:46  削除
しかしオバマ大統領から日本の為政者の歴史認識について疑義が出されたので、手の裏を返したように、村山談話、河野談話を踏襲すると言った。
日本がどのような戦いをして、アジアの諸国民に苦しみを与えてきたか、若者はほとんど分かっていない。教科書でもせいぜい日露戦争勝利くらいまでで、歴史の教科書のカリキュラムにあっても、指導されていない。

歴史の恥部に当ること、とりわけ日本が東南アジア諸国の侵略について、大学のセンター試験にも出題されなかった。ほとんどの高等学校でその現代史を教えていないのが
実態であった。これは私が参加した歴史研究会の幹部の方からハッキリと言われたことであった。これからの若者が東南アジアの若者と手を携えていかなければならないのに、あまりにも日本の若者の歴史認識が欠落していること、他国の若者が驚いている。

「歴史認識は歴史家に任せて、政治家が軽々に発言すべきではない」と首相はも言った。左も右も、中庸もいる歴史家の右だけ信用するようでは、日本の舵取りが危うくなる。
一国の宰相が日本の近代史をしっかりわきまえて、国際政治に向かってもらわなければ、日本だけが蚊帳の外にされかねない。

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