新規投稿者 三木伸哉
投稿日 13/12/18(水) 04:22:11
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習近平からの中国 9
中国の反原発運動は広がるのか
中央図書館の3階で、中国の新疆ウイグルからきた若い女性の講演会に参加したことがあった。北大の留学生(およそ700人)の一人であった。その折の質問コーナーで、私は、「中国の新疆ウイグルで、原爆の核実験の場所にされて、何千人も死んでいるというハナシですが、そのような実態をご存じでしょうか」と聞いてみた。
しかし彼女は、「私のふるさと中国の新疆ウイグルで、そのような原爆実験など行ったことはありません」と応えた。住民に分からないわけは無い。核実験の場所としては最適なのであろう。何度も核実験が行われているのは、チベットや内蒙古と同じように、中央政府から疎まれて、冷や飯を食わされている三地域であるが、その学生の答え方が
まるで何も知らされていないと言うような答え方であった。
これは絶対他言無用、もしこの禁を破ったら、という罰則は十分理解できるから、あのように言わざるを得なかったのかもしれない。酷なことを聞いたと彼女に申し訳ない気持ちになった。彼女が「はい核実験場として我がふるさとは何度も使われています」とは応えられないのであろう。言論は封殺されていたのであろう。
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