随想 発寒川の河畔から 3
新規投稿者 三木伸哉  投稿日 15/5/20(水) 12:25:23  返信も含め全削除
随想 発寒川の河畔から 3
この地に住んで45年にもなるので、この間、子ども部屋の増築、客間の増築だとか水回りの修理など、新築当時より、2倍は金をかけて、総二階した。
60歳の定年後、手稲区の少年相談室という所で、少年の補導や、不登校の子ども達の相談に乗りながら、学校教育では、適応できない子ども達のお世話をしていた。

3年経ったころ、中国の派遣教師として募集しているハナシが、北海道新聞に掲載されていた。中学校高校の国語か英語の免許を持った定年後の教師を対象としてという。
中国での生活のあらましは何度もお伝えしているので、二年間の留守超の我が家の移り変わりを述べておきたい。

庭づくりの基礎的な部分は完成していたが、帰宅後は管理人が妻の手に変わったのは仕方ないとして、窓枠も堅牢なものが設えてあり、みごとな枝振りの赤松ももうこれ以上、成長しないように、配慮がされていた。アタマをちょん切っていたのであった。

いずれジーサンバーサンがこの家を必要としない時が必ずやってくる。ところが、教え子の建築士が、まだまだしっかりした作りだから、更地にしてしまうのは、モッタイナイですよ」といってくれる。


感想 5 三木伸哉  投稿日 15/5/27(水) 09:49:53  削除
イスラム国(国家を成していないが)の概要
面積 シリアとイラクの国境に、日本の本州くらいの土地を管轄下に置いている
人口 この国の管轄下に生存する人口は約700万人
参加国数 80ヶ国、イスラム圏はじめ欧州各国から、イギリスは約600人、フランスも同数、ヨーロッパ各国からの犯罪者や、植民地からの2世、3世の職に就けない世代の若者。明日に希望の持てない若者が参加している。
資金源  両国にまたがる石油の油田を確保して、毎日7億円を確保、その他この土地から採掘した歴史的文化遺産を売り払った。古代ローマ6000年の歴史を持つ中東の土地を掘り起こし、資金源としっている。
さてさてアメリカは、世界の警察官の役目を終えて、この問題を処理しようという気配
すらない。
感想 4 三木伸哉  投稿日 15/5/27(水) 09:47:54  削除
最も残忍な手法で日本人二人が殺された
「文明の衝突」と、1996年にハンチンソンが語っていた事が現実になった。これほどまでに残虐で、人間性のかけらもないような行為が、21世紀の文明社会から起き始めた。とどまることを知らないイスラム国への入隊希望者、血も涙もない殺戮の現場、荒れ果てた荒野で今日も、イスラム国から、標的にした国々の中に、日本も含まれている。
後藤さんのイスラム国への入国は、外務省から3回も注意されていた、と言われるし、最大の危険な土地であることを承知して、フリージャーナリストは、取材に向かったとき、私はこのような行為は、あとで禍根をのこすことになるだろうと思っていた。
安倍首相が中東で、欧米のイスラム国攻撃に賛同して、2億ドル(平和的利用だと説明したときもあったが)この決定は政府部内で行われたのであろう。

思い出すのは、sc赳夫首相時代の1977年のダッカ日航機の巨額の身代金のことである。「人命は地球より重い」という訳の分からぬ言葉をふりまき、当時の金で600万ドル、(16億円)を支払い、彼らを解放した。その後地球の何処で何をしようと、日本政府は関知しない。その言動が世界中から嗤われた。
 今世紀最大の恐怖を引き起こした原因は、アメリカのイラク攻撃とその戦後処理にあると言うことは分かっていた。僅かの人数で、イラク人捕虜を収容しているときから、もうアメリカ一国の手に負えない事態になっていた。遠からず戦後処理に苦しみ、中東の不安定な諸国に問題を引き起こすことになるだろうと予想できた。
感想 3 三木伸哉  投稿日 15/5/27(水) 09:46:36  削除
フランスは北アフリカをはじめ、近隣のイスラム教徒を移民させてきた。かつての植民地支配をしてきたヨーロッパ諸国も、多くの移民を受け入れて、安い労働力として、生産性を高めてきた。イスラム教徒は2世、3世になると、しだいに正規の雇用もされなくなり、過激な行動に走るようになったと言われている。このように社会から人間性の否定につながる扱いを受けてきた若者が、イスラム国に参加したと言われている。

このような表現の自由については、日本ではどう思われるであろう。一般に権力者に対して、揶揄する漫画やコメントは、権力を持った人間の背負わなければならない宿命と思われる。どんなに素晴らしいことを発言されても、国民の多くはマユツバに思うようになった。しかしフランスの表現の自由は、弱い立場にあるイスラム教徒にとって、我慢できない表現ではなかろうか。

将来の日本は、少子化によってある程度の人口を維持しなければ、国そのものの存立ができない時代がやってくる。現にインドネシアから多くの介護の若者を雇用している。
日本人にとって、異文化を持つ人々への寛容さ、尊敬の気持ちをもたなければ、この国の存立が怪しくなる時代がやってくるだろうと考えているこの頃です。

感想 2 三木伸哉  投稿日 15/5/27(水) 09:45:24  削除
随想 発寒川の河畔から 4(2015,1、27)
フランスのテロリズム反対行動に思う

イスラム国を誹謗中傷した風刺画は、それを発行した新聞社を襲撃して17名の死者をだした。イスラム教徒にとってム創始者のムハンマドを中傷することは、「許しがたい表現の自由」であったのであろう。

「自由・平等・博愛」の精神で、フランス革命を成し遂げたフランス人にとって、表現の自由を守ることが、国是とされてきた。さてイスラム国とは、一般のイスラム教徒にとっても、はた迷惑な存在なのであろう。この殺傷事件後、パリ市街地を最大で一六〇万人の人たちが、テロリストを憎み、行進したと言われている。一般のイスラム教徒も弔意を示している。

その中には不倶戴天の敵と言われる、イスラエルのメタニアフ首相と、パレスチナのアッパス議長が、同じ隊列の中に行進している姿を見て、イスラム国のテロリズムに対する、人種、宗教、政治の違いを乗りこえて、デモ行進に参加している姿に圧倒された。

返信 1 三木伸哉  投稿日 15/5/20(水) 12:26:18  削除
5月3日に、一〇年間続いた「悠楽会」というパソコン勉強会の仲間が集まって、桜降る風情の中で、七〇過ぎのジーサンばかりであったが、夏の旅行のプランをあれこれ話をしている。健康でありさえすれば、国内旅行は無理ではない。土佐の銀山へ行ってみたいという話も出た。当たりを見渡せばこの20年くらいで、体にメスを入れた人が多い。しかし口だけは達者なジサマのオンパレードであった

高齢者になると本人がしっかりしていても。連れ合いが自宅に引きこもりになるとか様々な隘路が出てくる。

高齢者になっても、自分にできる生き甲斐を1つか2つ続けることが必要
私は金のかかりすぎる書道から水彩画に変えた。長年エッセイらしいこともかいているので これも続けたい。もうアタマもぼんくらになったから、これ以上覚えられない
と分かっていても、英語と中国語は何とか続けている。

新藤兼人監督が90歳から英語の会話を始めたという、晩学の効果がどれほどなのか、日々に記憶が薄れ、覚えたはずの単語の意味すら出てこない。しかたがないか。

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