2002/1/15
2級の範囲 2級問題の一般簿記の部分を完全にマスターすると、1級財務諸表の計算問題の範囲を50%まで達成したことになることを留意すること。 |
1級・財務諸表の勉強の仕方 4・3・2級の試験問題は、問題の特色から二大分類することができる。一つは、原価計算の問題であり、他は、原価計算以外の問題(これを一般簿記の部分という)に分けることができる。この一般簿記の部分が、1級財務諸表の計算問題に継続している。そのため財務諸表の計算問題の勉強は、4・3・2級の一般簿記の問題から継続して勉強しなければならない。 |
<2級までは理論問題はない> | 第1問 文章問題(理論問題) 文章問題を文字数200字から300字程度で記述する問題であり、内容は主として企業会計原則を中心に、関連法令等に関して出題される。したがって、企業会計原則及び関連する会計法令等を本格的に勉強しなければならない。 |
<2級までは理論問題はない> | 第2問 文章問題(虫食い文章問題) 不完全な虫食い文章を穴埋めして完全な文章にする問題であるが、これも第1問同様に理論的問題であり、企業会計原則及び関連法令等を勉強することが重要である。 |
<2級までは理論問題はない> | 第3問 文章問題(文章組合せ問題) 三つの独立した短文を結び付けて完全な文書に作り上げる問題である。これも理論的な問題であるから、第1問及び第2問と同様に企業会計原則及びそれに関連する会計法令等を十分に勉強して、理論的勉強をしなければならない。 |
第2問
雑計算問題 雑多な小計算問題は、財務諸表の第4問に関連している。 |
第4問 計算問題 各種の雑多な計算問題である。この問題は多岐にわたるため、2級の雑計算問題を含め広範囲な計算問題を勉強しなければならない。 |
第5問 精算表問題 2級の精算表を基本として1級財務諸表の精算表に関連している。 |
第5問 精算表問題 2級の精算表をマスターすることと、その他の各種計算問題を組み合わせて、1級財務諸表の精算表を勉強することがポイントである。 |