北海道建設新聞 記事

2007年4月13日のセミナーにご参加頂き有り難うございました。

今回は大きく原価削減をする「別の管理」について述べました。
管理工学の視点を持とうという提案です。
一緒に「別の管理」をして会社に技術を蓄積したいものです。

建設現場では、施工時に度々ハプニングが発生してハプニングコストを発生させ、高コスト構造を作っています。このため遠回りのようですが、ハプニングを少しずつ予防することが会社の利益につながり、その仕組みが企業全体を強くするのです。

別の管理」をするにはデータ収集が必要です。
この時の手間を考えて初めからあきらめる会社がほとんどです。

データ収集には、組織であたることをお勧めしています。
全社でデータ収集をすると、収集活動を通じて参加型の管理体制作りが目指せます。また、バックデータの根拠が分かるため納得性を作れ、 管理体制の軌道乗せに大いに役立ちます。

現実にはデータ収集時、これをまとめる時運用時にと様々な形の新しい課題が生まれるでしょう。ご一緒に考えたいと思いますので「別の管理」に興味のある方は是非ご一報下さい。
今始めると1年早くデータ収集ができ、差別化が実現できます。

地域経済研究所 建設産業研究部会 主任研究員
      高津徹太郎 kensetsu@chiiki-keizai.com

 

 

 

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