新規投稿者 プルーデントマン
投稿日 9/9(月) 00:45:19
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私は地方建設業、(経理兼務)に勤務する管理職です。ISO取得済。
常日頃建設業の体質の特異さに驚きながら(実は元銀行員であります)
何とかならないものかと日々思慮しておりました。
銀行時代も20年以上も前から護送船団方式はこれからは通用しないと言われつづけ
やっと今になって何もしない事のつけが回り不良債権処理等で苦しんでいます。
さて本題の感想ですが
先生の指摘は正論です。そのようになるべき、又ならなければ生き残れないと思います。
金融機関も建設業も同じテリトリー文化の象徴でありこれからの時代には
システム的にもモラル的にも通用しないことはご指摘の通りです。
金融機関は今になってコンプライアンスとかリスク管理とかをあわてて
構築している状況です。
そもそもコンプライアンス意識のない金融機関が存在したことが異常なのですけれど。
文章を読んでいて「そうなんだよ」と思わず納得する記述が的確に指摘されていて
溜飲が下る思いでした。
仲良しこよしは仕事外でおこない、ゴーイングコンサーンの目的を果たす利益体質にならなくては会社ではないと思います。
この本には書かれていませんが教育の重要さはなにより大切なものです。
なんせ言った事が理解できるレベルに引き上げることがまず先かもしれません。
業務改善は、何度も提案はしていますが回答は経営者から返ってきません。残念ながら。
読んでいてふと頭に浮かんだことはジェラシックパークの様相です。
外界から閉ざせれた一つの空間は外界とつながったとたん劇的変化に絶えられず滅亡する。
まさに恐竜時代です。
恐竜滅亡の原因は隕石ですがテリトリー文化はさしあたりグローバル化が隕石にたとえられると
思います。
最後にお願いがあります。
社会的影響力は先生がはるかに上ですので建設業の公演等では
この本に書かれている事を経営者にしっかり叩き込んでください。
どの会社にも私のように「今のままでは大変な事になる」と考えている職員が必ずおります。
リセットスイッチを押すことを決断させてください。
準備はできております。
何もしなければ今の金融機関と同じ運命をたどります。
座して死を待つことより、今できることを今しなければ明日はないと思います。
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