| 新規投稿者 進藤信博
 投稿日 7/21(木) 14:14:00
 返信も含め全削除 昨日(7月20日)の知財戦略シンポジウムに出席してきました。
 最初に、荒井寿光 知的財産戦略推進事務局長と佐藤辰彦 日本弁理士
 会会長の基調講演、続いて阿座上先生がコーディネーターをつとめられ
 た、パネルディスカッションという構成でしたが、とても内容のあるシ
 ンポで、本にすると数冊分の価値があったのではないかと思います。
 
 北海道の活性化をキーワードとして、議論が展開されていました。特許
 や実用新案などによる知財戦略によって企業を成長発展させていくとい
 う視点は、残念ながら建設業界にはあまりなく、私にとって新鮮でした。
 製造業(それも中小企業)にとっては、非常に有効な手法でなのですね。
 
 パネラーの企業の事例(成功例)をみると、必ずしも成功することが保
 証されているわけではないし、リスクも当然ありますが、何というか
 「努力がストレートに成果に結びつく」という点で、うらやましくも思
 いました。
 
 阿座上先生のコーディネートは、「シナリオなし」を宣言して始まり、
 最初はそんなんで大丈夫かな、と思いましたが、そんな心配はもちろん
 杞憂に終わりました。
 会場から(出しやすいように)メモ用紙による質問を受け付けたり、荒
 井局長にいきなり振って発言を求めたり、ただお話を聞いているだけで
 なく、パネラーと会場が一体となったディスカッションになりました。
 流石!流石!です。
 
 
 
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