新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 7/21(水) 21:59:40
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<中国の新人材論がなぜ起きているか>
中国黒龍江省外国専家局主催(2004年6月13日〜25日)の依頼で講演会を担当しました。この講演において質問が集中したのは若者を中心とした新しい人材論であった。中国においても新しい人材論が問題化しているのであり、新しい人材論は古今東西を問わず常に時の話題であった。前週の新自由人の若者論と合わせて、中国の若者人材論と日本の若者論と比較しながら、企業の生命力の根源を整理し、地球規模の市場経済に通用する人材像を探ってみたい。この研究は日曜日発信の正会員研修講座の「経営革新と新型リーダー」の部で本格的に連載しますので、是非日曜版の連載にお付き合いください。阿座上洋吉
1.どの国の管理職も新自由人の出現に戸惑っている
地球規模で新自由人の出現で人材の管理手法に変化が起きている。何故、近年このような新自由人の現象がどの国でも起きてきたのであろうか、これは人類が経験したことがない情報化社会の影響であり、その結果、地球規模でオープン社会となりグローバル化現象を引き起こしている。近年はどこの国でも新自由人の扱いに戸惑っており、管理職がこの新自由人を十分に戦力化できないで悩んでいる。
2.人間は想像以上に情報化社会の影響を受けている
情報量の少ない時代は、グループ単位の価値観が鮮明に統一され、グループは統一された意思が作用して動き出すものである。従来の企業経営はこの同一の価値観の共有化によって団結し、強い集団経営が可能であった。今日の情報化社会は、すべての情報が個々人に直接入手できる社会となった。これによって人類の価値観に多様化が進み、人類の集団文化に異変が起き、集団を構成する人材の変化によってグループの価値観さえ共有化ができない状態になった。さて皆さんどうしますか?。日曜版を!
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