新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 10/20(水) 00:22:21
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<例題設定の狙い>
連載中の原価発生メカニズムの例題は、工法や作業内容を出来る限り単純化して設定した。理由は最終的な時間管理の重要性を理解するためであり、例題を単純化して比較検討が鮮明になるようにした。
1.機械費の発生メカニズム
機械施工については以前より自社所有が減り、レンタルによる機械施工が多くなった。このレンタル料としての機械費の発生メカニズムは、典型的な時間比例費であり時間管理の重要性が特に重要な項目である。
2.機械別性能による工期及びレンタル料
@ H−1型機械の資料・・・工期50日間、1日のレンタル料15,000円
A H−2型機械の資料・・・工期20日間、1日のレンタル料40,000円
B H−3型機械の資料・・・工期15日間、1日のレンタル料70,000円
3.技術者別施工計画(実績)
(1)E技術者の施工計画(実績)
@ H−1型機械による施工計画(実績)で、工期30日で施工する。
A 1日のレンタル料15,000円×総施工日数50日=750,000円・・・機械費
(2)F技術者の施工計画(実績)
@ H−2型機械による施工計画(実績)で、工期20日で施工する。
A 1日のレンタル料40,000円×総施工日数20日=800,000円・・・機械費
(3)G技術者の施工計画(実績)
@ H−3型機械による施工計画(実績)で、工期15日で施工する。
A 1日のレンタル料70,000円×総施工日数15日=1,050,000円・・・機械費
<注>機械施工については、単に性能や生産性だけの問題ではなく、施工日数や仮設等に関する総合的判断が必要となる。
<次回は仮設費の計算と続く>
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