新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 11/3(水) 12:38:32
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１．レンタル系原価の発生メカニズム
原価の発生メカニズムの注意点は、仮設材や重機械等のレンタル系のコストは、工期に比例して発生するため時間管理を重視する必要があり、コストの大部分は時間に比例することを理解することが重要である。
２．技術者別施工実績（計画）の比較計算
（１）Ｅ技術者の施工実績（計画）
① Ｈ－１型機械の施工＝機械費単価\15,000×工期50日＝\750,000・・・機械費計
② 仮設費の計算＝仮設費単価\5,000×工期50日＝\250,000 ・・・・・・仮設費計
③ 機械費計\750,000＋仮設費\250,000＝\1,000,000・・・・・・・・・・総原価
（２）Ｆ技術者の施工実績（計画）
① Ｈ－２型機械の施工＝機械費単価\40,000×工期20日＝\800,000・・・機械費計
② 仮設費の計算＝仮設費単価\5,000×工期20日＝\100,000 ・・・・・・仮設費計
③ 機械費計\800,000＋仮設費\100,000＝\900,000・・・・・・・・・・・総原価
（３）Ｇ技術者の施工実績（計画）
① Ｈ－３型機械の施工＝機械費単価\70,000×工期15日＝\1,050,000・・機械費計
② 仮設費の計算＝仮設費単価\5,000×工期15日＝\75,000・・・・・・・仮設費計
③ 機械費計\1,050,000＋仮設費\75,000＝\1,125,000 ・・・・・・・・・総原価
＜注＞機械の施工能力、工期の状況によって比較検討すると、コストの発生状況が変わることに注意しなければならない。この例題は単純化して比較するために人的費用を考慮していないが、実際には人的費用が加われば更に複雑な比較が要求される。
＜次回は新工法を外注についての検討＞
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