新規投稿者 三木 伸哉
投稿日 05/8/13(土) 05:55:03
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岡田さんの豪邸へ
大晦日の3時、彼に教わったように道を辿りながら、24階のマンションを訪問した。玄関に入ったらすぐ、エンジ色に統一された家具調度品が目に入る。特注だという丸テーブルと椅子、そのエンジ色にあわせて、玄関のゲートも、奥の部屋に誘うゲートもエンジ色、フロアは竹製のフローリング、風呂にはスチームサウナも附いている。壁には大きな海亀の剥製が飾られ、大きなデスクと安楽椅子、オーデオセットの一式。
また24階の窓からの眺望もまた圧巻である。林立する30階建てのビルの間に見え隠れする大連の街並み、その景観を見ると思わず息を呑む。
東京の都心であれば、まずオクションは間違いないであろう。まさに私にとっては王侯貴族の住まいのようである。それをすばらしい家具調度品一切含めて、750万円で手に入れたのであるから、誰でも触手が動く。
それから二人で近くの市場に出かけた。土鍋を買い、その中にいれる新鮮な牡蠣貝や豊富な野菜も買いこんだ。その夜は牡蠣鍋をメインにして、久々に日本酒も飲みながら、大晦日が新世紀を迎えるまで飲んだ。
二人ともウワバミ、中国流に言うと海量(ハイリャン)なので、買ってきたビールはたちまち底をつき、岡田さんの秘蔵する日本酒、白酒にも手をつけ、酔眼朦朧となるまで飲んで語った。
実に爽やかな心持ちで元旦の朝を迎えた。
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